Raspberry Pi Zero Wのいたずら
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はじめに

久しぶりにRaspberry Piをいじって、D級アンプ・キットと組み合わせてみた。
これに手持ちのRaspberry Piを転用したので、もう1台、Raspberry Piを購入したいと思い、検討してみたところ、Raspberry Pi Zeroが候補となった。

このRaspberry Pi Zero、値段は1,000円以下であるが、能力は手持ちのRaspberry Piよりも高いようである。
しかし、国内で入手しようとすると品薄で、しかも値段が高かったので、UKのPIMORONIから通販で購入することにした。
ただし、Raspberry Pi Zeroの在庫がなく、実際に購入したのは、技適の問題もあるようであるが、WiFi機能の付いたRaspberry Pi Zero Wである。
ついでに本体だけではなく、アダプター類も一緒に購入した。
ネットで注文してから10日後に到着し、送料込みで約2,500円であった。
アダプター類は写真左からUSB(microB to A)変換アダプター、 GPIO用ピン、HDMIミニ変換プラグである。

Raspbian Jessie Liteのヘッドレス・インストール

Raspberry Pi Zero WにインストールするOSとして、Raspberry Pi+MAX98357AにもインストールしたRaspbian Jessie Liteを採用した。
インストールの方法であるが、通常はRaspberry Pi Zero Wにモニターとキーボードを接続して行うが、それらを省いて、コントロール用のWin7PCとLANで接続してSSHでアクセスするヘッドレス・インストールにトライしてみる。

写真左がインストールのセットアップであるが、Raspberry Pi Zero Wにはモバイル・バッテリーへ接続する電源ケーブルとUSB-LAN変換アダプター(TM-microUSBLAN)が接続されている。
USB-LAN変換アダプターにはLANケーブルが接続され、Win7PCからSSHでコントロールされる。

インストールの手順は
1 OSのダウンロード
2 マイクロSDカードへのコピー
3 SSHの有効化
4 Win7PCとのLAN接続
5 各種設定
となる。

1 OSのダウンロード
2 マイクロSDカードへのコピー
については、このメモを参照してもらいたい。
なお、今回、ダウンロードしたのは2017-04-10-raspbian-jessie-liteである。

3 SSHの有効化
Raspbian Jessie Liteでは以前のRaspbianとは違い、セキュリティーの観点からデフォルトでSSHが有効になっていない。
そのため、Raspbianをヘッドレスインストールする (SSHの有効化)を参照して、マイクロSDカードにコピーしたOSに空のsshファイル(テキスト型式)を追加した。

4 Win7PCとのLAN接続
SSHの有効化を施したマイクロSDカードをRaspberry Pi Zero Wに挿入、LANケーブルを接続、電源ケーブルをモバイル・バッテリーへ挿入するとLEDランプが点滅してブートが始まる。
SSHクライアントのTera Termを立ち上げて、ホストに
raspberrypi.local
とタイプすると接続されるので、
id pi
pass raspberry
でログインできる。
もちろん、DHPCサーバーから割り当てられるIPを推測して接続することも出来るが、こちらの方が簡単である。

5 各種設定
ログイン後、raspi-configを立ち上げて、必要な設定を行う。
$ sudo raspi-config

筆者が実施した設定箇所は以下のとおりである。
1 Change User Password
4 Localisation Options
>I2 Change Timezone
>I4 Change Wi-fi Country
5 Interfacing Options
>P2 SSH
>P8 Remote GPIO
7 Advanced Options
>A1 Expand Filesystem
>A3 Memory Split

インターフェース関係の状況は以下のとおりである。
$ ifconfig -a
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:e0:4c:36:0d:55
inet addr:192.168.0.129 Bcast:192.168.0.255 Mask:255.255.255.0
inet6 addr: fe80::898:fbb1:2ac8:f1ee/64 Scope:Link
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:9464 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:7194 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:10677435 (10.1 MiB) TX bytes:1372297 (1.3 MiB)

lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
inet6 addr: ::1/128 Scope:Host
UP LOOPBACK RUNNING MTU:65536 Metric:1
RX packets:264 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:264 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1
RX bytes:21840 (21.3 KiB) TX bytes:21840 (21.3 KiB)

wlan0 Link encap:Ethernet HWaddr b8:27:eb:86:b2:21
inet6 addr: fe80::64dc:c676:3800:aca4/64 Scope:Link
UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:0 (0.0 B) TX bytes:0 (0.0 B)

USB-LAN変換アダプターはeth0と認識されているので、IPの固定化を行った。
設定するファイルは/etc/dhcpcd.confで以下を付け加えた。
なお、192.168.0.89は本機に割り振ったIPである。
$sudo vi /etc/dhcpcd.conf
interface eth0
static ip_address=192.168.0.89/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1

続く

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Last Update 16/June/2017 by mac