R-648/ARR-41
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R-648/ARR-41

本機はアメリカ軍の航空機搭載用受信機で、海上自衛隊の対潜哨戒機でも使用された。
受信周波数/190-550 kHz 2.0-25.0 MHz
電波形式/AM,CW
構成/ダブルスーパ
電源/27.5VDC 3A
LENGTH 13-2/16 WIDTH 17 HEIGHT 7-11/16 (inches)
WEIGHT 32.5 (lb)








タグから推測すると、1957年オーダーのコリンズ製と思われる。

パネル前面の2本のねじを外し、手前に引き外すとカバーと分離できる。

黄色い筒がPTOである。

Handbooks
Opration Instructions 1.2MB
Serveice Instructions 10.8MB
overhaul Instructions 5.28MB

来歴

このR-648は1995年頃、アメリカのサープラス・ショップから通販で購入したものである。
内部に装着されていたDC高圧電源用のDC-DC発電機を撤去し、そのかわりに下記写真のような外部電源装置を用意した。
本来のR-648は27.5VDC 3Aを入力し、複数の真空管のヒーターを直列に接続したヒーター回路と高圧用のDC-DC発電機に供給している。
そのため、外部電源装置ではヒーター用にDC24Vのスイッチング電源を使用し、DC高圧は真空管アンプ用の電源トランスを整流して250V程度を供給した。
接続用のケーブルは+250V、+24V、アースの3本なので、R-648のイヤーホーン用ジャックを通して供給した。
この外部電源を使用して動作確認したが問題なく各バントで受信できた。
その後の数年間は時々、電源を投入して動作確認したが、それ以降はお蔵入りとなった。

その後、外部電源装置の電源トランスは本来の真空管アンプに転用し、さらにDC24Vのスイッチング電源はのR-648購入当時でも製造後10年以上の中古品だったので、信頼性については問題がある。
現状での動作確認であるが、そのような状況なので、 出来ていない。

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Last Update 22/June/2017 by mac